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私とアニオタポー人と息子とポーランド

二次元とは無縁で生きてきた私がアニオタポーランド人と結婚し、日々オタク知識を強制的に刷り込まれていく生活について綴っています。

将来について考える

私とルーク ポーランドライフ

 

ルークはポーランドが嫌い。

ルークはよくポーランドやポーランド人の批判をし、5年後に管理している土地と家屋を全部売って余所の国へ移住すると言っています。

私から見たら浅はかな考えと計画です。

ポーランド人にとっての大金が余所の国でも大金なのか、充分な預貯金なのか比較していないからそのように言えるのでしょう。

数ヶ月分の生活費とビザのお金があってもその後の生きていくためのスキルや強みとなるエデュケーションがない以上、またポーランドに戻るのは目に見えています。

オーストラリアでの失敗を学んでいないのでしょう。

沢山の東欧中欧の若者がオーストラリアで永住権を取るために学生ビザを取ってオーストラリアに渡っています。

就労ビザを取得するまではスムーズに進んでも、永住権の申請で躓くのです。

年々上がる莫大な申請費用と厳しくなった永住権の可否申請

私の友人はオーストラリアで大学と大学院で幼児教育を専攻し、卒業し、でも永住権の申請を申請するか帰国するか悩んでいました。

求められるTOEFLの基準が高く、専門性を極めても職が見つからない現状であるのです。幼児教育はオーストラリアのイミグレーションの高度技能職業リストに載っていても、でも現地の大学と院を卒業している人間ですら語学の壁で職が見つけることが出来ないのです。

ルークもオーストラリアに来てペインターになろうともがいていました。

だけど、20Hの就労では賄えない進学費用、文法ぐちゃぐちゃな英語、オーストラリアに住む年金暮らしの親族も30を超えた成人を支えるだけの力もなく、ルークにポーランドに帰るよう諭し、衝突ばかりで溝が出来、蚊帳の外の私が見てもオーストラリアに居続けられる環境ではありませんでした。

結局、私の持参金を全て費やす羽目になり、ポーランドに帰国し、現在に至っています。

私はポーランドに住み続けたいのか、とよくルークに訊かれます。正直、今、住んでいるルークの地元は好きではないけど、住む以外は道がないです。

永住権を取得していないから他のEU圏内に異動するにしても私は自由が効かないのです。

逆にルークは日本に移住するというプランを出していますが、ルークにとって厳しい生活になることが目に見えているので私は反対です。ルークが仕事を見つけられないでしょう。そして私一人の収入で親子3人支えることは困難であることは目に見えています。

トマトが成人して巣立って夫婦ふたりきりになる頃には永住権を取得出来るでしょう。全てが落ち着き、ルークがそれでも気持ちが変わらないなら、EU圏内の国に引っ越して余暇を過ごすことがベストな将来設計なのかなと思います。